●マーケティングは、改善レベル。クリエイティブは、化学反応レベル。 |
こんにちは、加藤一郎です。
マーケティングは、改善レベル。
クリエイティブは、化学反応レベル。
ケタが違う。
改善は、うまくいっても、平均的には、20%ほどの振り幅、影響度。
なかなか、200%レベルの振り幅までは、及ぼさない。
なぜか?
それは、皆が同じマーケティングノウハウを勉強し、
同じ情報を使うから。
しかも、
神田昌典さんの「あなたの会社が90日で儲かる」が
センセーショナルに世に出て、
ダイレクトレスポンスマーケティングが広まり約10年。
手法や考え方は、飽和状態。
未だに効果はあるし、非常に重要なメソッドなので、はずすことは
できないが、当時ほどの効果の振り幅はなくなっている。
※すでに、神田昌典さんも、2008年、2月に
「もう、マーケティングの時代は、終わったんですよ。」
とハッキリ言及してます。
『同じことを自分もやれば、同じ効果が出る。』は、
『同じことをする人が増えれば、相対価値が下がるのは、当たり前』
ということを忘れてはいけない。
とくに、ネットの時代は。
ネットがなかった時代は、情報のスピードが遅かったので、
情報を知っている者と知らない者との格差が大きかった。
そこに利益が生まれた。
情報格差による利益だ。
しかし、今は、違う。誰でも同じ情報を入手しやすくなった。
(逆に言えば、本当に重要な情報は、未だにネットでは手に入らない。インサイダーだ。)
マーケティングは、効果がないわけじゃないけど、
がんばっても、20%〜50%変わればいいところ。
それに対して、
クリエイティブの振り幅は、すごい。
10だったものが、2000になったりする。
なぜなら、カイゼンではなく、
超新星誕生!のようなものだから。
次元が異なる。
化学反応だ。
全く別の物質ができる。
マーケティングによる改善を行いつつも、
新しいビジネス
新しい商品・サービス
新しいポジション
これで、勝つことも、
同時に考えなければならない時代に来ている。
情報化社会と言われて、実は、結構時間が流れた。
情報の時代に、同じ階層である情報で闘うのは、ナンセンス。
情報で勝てたのは、時間差による利益が、追いつかれるまでの
スピードを上回っていたときまでだから。
情報化時代は、そのひとつ上をいく階層の
クリエイティブ戦をしないと勝てない。

それだけ、『新しいものを生み出す』という行為は、
でかいし、偉大だ。
しかも、この日本。
世界に誇るべき能力は、
実は、この「クリエイティブ力」だと思う。
最近、ネタが切れたハリウッドを見ればいい。
実写版アトム、実写版ドラゴンボール、
実写版マッハGO!GO!GO!
リング、トランスフォーマー、・・・etc
など、日本のものばっかりじゃないだろうか!!
世界でも、日本のマンガ、コンテンツが
とてもヒットしているし。
戦後から高度成長期にかけて、
『メイド・イン・ジャパニーズ』が世界に誇ったのは、
ウォークマンなどを作った、SONYなどの「メーカー」だった。
今は、「コンテンツ」に変わってきていると思う。
「メーカー」、「コンテンツ」
この2つに共通するものは、
「クリエイティブ」
という核だと思う。
『創り出す』
これがキーワード。
日本人には、クリエイティブのDNAがあるはず。
もともと、鎖国していた日本は、
鎖国によって、まるで、ホテルで缶詰になって
密閉された場所で、集中して執筆する作家のように、
妄想力がついたんだろうね。
これは、結果的に、よかったことなのかもしれない。
島国であったことに、バンザイ!!
ビジネスの世界なんか、なんでも、
アメリカ崇拝なところあるけど、
日本型のほうが、むしろ、先進的な気がする。
日本人は、なんでも海外を尊敬して、受け入れるんじゃなくて、
日本人であることを、もっと、誇ってもいいと思うんですよ。
むしろ、
「世界よ!日本に学べ!」
ってね。
せっかく、日本人に生まれたんだから、
日本、スゲーーーー!って、言われたいじゃないですか!!
ちなみに、
アインシュタインは、戦前から、
熱狂的な日本フリークだったって
知ってました?
「自分が、この世に生を受けた証として、新しい価値を創造し、残したい!
自分の生き様を、この世に刻印できるビジネスをしてみたい!」
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