こんにちは、加藤一郎です。
昔ね、ロックバンド(ヘビーメタルだけど..)
でギターを弾いていたときに、
何に一番気を使っていたかというと、
自分のギターの『音』。
ライブで、お客さんから感想を言われるとき
「とにかく、ギターの音がいいですね!」
と言われるのが、一番嬉しかった。
実は、音を作り出す要因は、
最初は、ギターのネックやボディの材質などが
関係すると思って、
高校生のころ、
色々、ギターの材料となる木材の種類と音色の関係を
研究しまくっていたんだけど
(そんな高校生あまりいないよね・・)
どうやら、ギターの音色を決める要因の大部分は、
ピックの持ち方と弦への当てかた、角度、
そして、何よりも、アンプの違いによる
要因が一番大きいとわかった。
ちなみに、
スティーブ・ヴァイも
エディ・ヴァンヘイレンも
マイケル・シェンカーも、
イングヴェイも、
ブライアン・メイも、
スティービーレイボーンも、
クラプトンも、
皆、名前を出さずとも、
そのギターの1フレーズの音色を一発聞いただけで、
すぐに本人だとわかる。
で、思うのは、
歌手になりたい人は、声の音色に気を使うと
いいかもしれない。
一発屋でなく、ロングセラーなアーティストは
皆、
『独自の声色』
を持っていると思いませんか?
たとえ、新曲を出して、歌手の名前が出ていなくても
「あ、この声は、●●さんの声だ!」
と気づくような独自の声色を持っている人は、
皆、ロングセラーなアーティストになっていると
思うんですよね。
ユーミンも、
中島みゆきも、
サザンも
竹内まりやも、
山下達郎も、
寺尾聡も、
薬師丸ひろ子も、
ミスター・チルドレンも、
スピッツも、
松たかこも、
宇多田ヒカルも
倖田來未も、
マドンナも、
皆、声に特徴がある。
中には、別にそんなに歌唱力は無いという人もいる。
しかし、
そして、その歌手の声が聴く人にとって、
気持ちいいと感じる
周波数を持っていると思うのです。
『歌唱力』より、『声色力』を磨くほうが、
重要なのかもしれない。
歌唱力がそれほどなくても、
聴く人の感情にひびく声や表現力、独特の1/f
のゆらぎを
持っている歌手のほうが売れていたりする。
というのが、加藤的見解。
多くのリスナーは、その人の声を聴いて
まず、快感を得ているのではないかと思うのです。
ただ、声というのは、天性のものが
大きな要因でもあるので、
声にあまり特徴が無いと、ちょっときついかもですね。
で、歌手における『声』というのは、ビジネスに置き換えると
『差別化(・・・というより独自化)』と『参入障壁』の部分に相当するわけですね。(爆)
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