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コラム

『島田紳助』 の戦略思考って?

こんにちは、加藤一郎です。

先日、タレントの島田紳助さんが、

吉本興業の生徒さんへ講義をしているDVDを見ました。

そこで、島田紳助さんが語った

ある『重要な言葉』に・・・、

 「おわっ!これはビジネスでも同じhんか#djTふぃ@!」


ネット策士は、口に、ほおばっていたポテトチップスを

ぼろぼろ、床に、こぼしながら、叫んでしまいました。


      ●


島田紳助さんが語った言葉。それは、

「芸人は、”ネタ”で、売ったらあかんねん!」


この言葉でした。


私も、ハゲしく、ハゲしく、同意でした。
なぜなら、これは、ビジネスでも、同じだからです。


      ●


なぜ、島田紳助さんは、吉本の生徒に、
こう言ったのか?


それは、

ネタは、いずれ飽きられるからです。

ネタでデビューした芸人は、消えていくことを

島田紳助さんは、知っていたのでしょう。

つまり、彼が言いたかったのは、

飽きられたときのための準備は、できているか?

ということです。

つまり『戦略』ですね。


      ●


じゃあ、「飽きる」とは何か?

それは、

顧客の脳内で、

ネタが”消費”されて、

新たな刺激として、受け取ってくれなくなるということです。


一発屋と呼ばれる人達は、

ネタだけで、刺激を提供しようとしている人達です。


ネタが消費され、

視聴者にとって、それが

『刺激』にならなくなったころに

人気が落ちて、ブラウン管から消えますね。


確かに、1回目のネタが面白ければ売れる。

でも、2回目、3回目となると、

ネタを作るのが、どんどんきつくなっていく。

だから、2回目以降が面白くないと

テレビ局から、お呼びがかからなくなって

ブラウン管から消える、ということでしょう。



      ●


でも、消えてしまう本当の理由は、

ネタがつまらないからではなく、


彼らが、

『売れるための要因は、ネタだ!』

という思考回路のままだからでしょうね。

本当の病巣は、その思考回路そのものにあるのに。


じゃあ、一発屋ではなく、

残っている人ってどういう人?

それは、ネタではなく、

『本人、そのものがオモシロい人』です。


      ●


だから、

芸人は、ネタを磨くのではなく、

世の中のモノを、芸人としての

『変な見方、独自の感性』で感じ取り、

それを自分のなりの視点で言語化し、表現する能力

トレーニングすべきでしょう。

これは、
タモリさんが、長年、ずっと支持されているのはなぜか?
を考えるとイメージしやすいでしょう。

彼は、別に、有名なネタや芸って、とくに無いですよね?
(※昔は、イグアナのマネとかあったみたいですが)


でも、タモリさんは、解釈やトーク、表現が面白い。

だから、永久にネタがなくならないわけです。

紳助さんも、ツッコミや返しそのものが
面白いですよね?

だから、刺激がなくならない。


島田紳助さんは、生徒に、
そういうことを言いたかったんでしょう。

      ●

これと同じで、ビジネスにおいても、
今、商品や情報だけを売っている人は、
気をつけて欲しいのです。

商品や情報だけ

食われて持っていかれますよ。


この設計が事前にできているかどうかが、
芸人も、ブランディングを目指すビジネスパーソンも
ロングでいけるか、一発で終わるかを決めるはずです。


ちなみに、

この事前設計ができている人というのは、
自分のビジネススタンスや、ミッションが

『うわっつらミッション』ではなく、

ちゃんと独自性があり、
それを、他人の言葉でなく、

『自分だけの言葉』で表現できている人です。


      ●


そういう人は、無限に商品が作れます。

「なになに?今、どんな商材が儲かってるの?」

と、あっち行ったり、こっち行ったり、
そういう商品ベースでビジネスを捉えていません。

      ●


ビジネスやブランディングにおいて、
「対象」というテーマは、非常に重要です。

 ・自分の対象は、こういう人で、

 ・その対象(顧客)に対して、自分は、こういうスタンスで、

 ・こういうものを、こういう風に提供するんだ!



が、明確に定義できている人は、強いですよ。

こういう話を、ネット策士と直接会って、質問したり、聞きたい人は、
私、こういうのやってますので、ぜひ、いらしてくださいね。

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