こんにちは、加藤一郎です。
先日、タレントの島田紳助さんが、
吉本興業の生徒さんへ講義をしているDVDを見ました。
そこで、島田紳助さんが語った
ある『重要な言葉』に・・・、
「おわっ!これはビジネスでも同じhんか#djTふぃ@!」
ネット策士は、口に、ほおばっていたポテトチップスを
ぼろぼろ、床に、こぼしながら、叫んでしまいました。
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島田紳助さんが語った言葉。それは、
「芸人は、”ネタ”で、売ったらあかんねん!」
この言葉でした。
私も、ハゲしく、ハゲしく、同意でした。
なぜなら、これは、ビジネスでも、同じだからです。
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なぜ、島田紳助さんは、吉本の生徒に、
こう言ったのか?
それは、
ネタは、いずれ飽きられるからです。
ネタでデビューした芸人は、消えていくことを
島田紳助さんは、知っていたのでしょう。
つまり、彼が言いたかったのは、
飽きられたときのための準備は、できているか?
ということです。
つまり『戦略』ですね。
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じゃあ、「飽きる」とは何か?
それは、
顧客の脳内で、
ネタが”消費”されて、
新たな刺激として、受け取ってくれなくなるということです。
一発屋と呼ばれる人達は、
ネタだけで、刺激を提供しようとしている人達です。
ネタが消費され、
視聴者にとって、それが
『刺激』にならなくなったころに
人気が落ちて、ブラウン管から消えますね。
確かに、1回目のネタが面白ければ売れる。
でも、2回目、3回目となると、
ネタを作るのが、どんどんきつくなっていく。
だから、2回目以降が面白くないと
テレビ局から、お呼びがかからなくなって
ブラウン管から消える、ということでしょう。
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でも、消えてしまう本当の理由は、
ネタがつまらないからではなく、
彼らが、
『売れるための要因は、ネタだ!』
という思考回路のままだからでしょうね。
本当の病巣は、その思考回路そのものにあるのに。
じゃあ、一発屋ではなく、
残っている人ってどういう人?
それは、ネタではなく、
『本人、そのものがオモシロい人』です。
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だから、
芸人は、ネタを磨くのではなく、
世の中のモノを、芸人としての
『変な見方、独自の感性』で感じ取り、
それを自分のなりの視点で言語化し、表現する能力を
トレーニングすべきでしょう。
これは、
タモリさんが、長年、ずっと支持されているのはなぜか?
を考えるとイメージしやすいでしょう。
彼は、別に、有名なネタや芸って、とくに無いですよね?
(※昔は、イグアナのマネとかあったみたいですが)
でも、タモリさんは、解釈やトーク、表現が面白い。
だから、永久にネタがなくならないわけです。
紳助さんも、ツッコミや返しそのものが
面白いですよね?
だから、刺激がなくならない。
島田紳助さんは、生徒に、
そういうことを言いたかったんでしょう。
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これと同じで、ビジネスにおいても、
今、商品や情報だけを売っている人は、
気をつけて欲しいのです。
商品や情報だけ
食われて持っていかれますよ。
この設計が事前にできているかどうかが、
芸人も、ブランディングを目指すビジネスパーソンも
ロングでいけるか、一発で終わるかを決めるはずです。
ちなみに、
この事前設計ができている人というのは、
自分のビジネススタンスや、ミッションが
『うわっつらミッション』ではなく、
ちゃんと独自性があり、
それを、他人の言葉でなく、
『自分だけの言葉』で表現できている人です。
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そういう人は、無限に商品が作れます。
「なになに?今、どんな商材が儲かってるの?」
と、あっち行ったり、こっち行ったり、
そういう商品ベースでビジネスを捉えていません。
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ビジネスやブランディングにおいて、
「対象」というテーマは、非常に重要です。
・自分の対象は、こういう人で、
・その対象(顧客)に対して、自分は、こういうスタンスで、
・こういうものを、こういう風に提供するんだ!
が、明確に定義できている人は、強いですよ。
こういう話を、ネット策士と直接会って、質問したり、聞きたい人は、
私、こういうのやってますので、ぜひ、いらしてくださいね。
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