こんにちは、加藤一郎です。
前回、タレントの島田紳助さんが、
吉本総合芸能学院の生徒さんへ
講義をしているDVDの話を書いたのですが、
大好評だったようです。
【天動説メルマガ】の読者の方から
「その島田紳助さんのDVDって、どれなんですかーーっ!」
教えて (`ロ´) くださーーーーーい!
と、問い合わせがきたので、ご紹介しますね。
その島田紳助さんのDVDは、これです。

『紳竜の研究
[DVD]』 ¥ 4,826
http://tinyurl.com/aaeszk
アマゾンのカスタマーレビューにもあるように、
↓
>第二章の特別授業だけで、お金に変えられないほどの価値があります。
ほんと、第2章だけでも、元が取れる内容ですよ。
●
(その2)『島田紳助』戦略
島田紳助さんの漫才コンビは、どうしてトップをつかんだのか?
そこには、緻密な、島田紳助さんの戦略設計図が・・・。
これは、めちゃめちゃビジネスでも通用する話で
とても参考になります。
島田紳助さんが、80年代の漫才ブームの時代に、
ライバルを押しのけ、
一気にスターダムにのしあがったことが、
『単なる偶然ではない』
というところが最大のポイントだと思いました。
うまく行く人は、
何度でもうまくいく再現性を持っていますよね。
●
じゃあ、どうやったのか?
答えは、
『島田紳助さんは、最初からポジショニングを意識して、狙って撃った』
ということです。
『狙った』んです。
ポジショニングの重要性は、
いろーーーーーーんなビジネス書にも書いてありますが、
彼は、天然でポジショニングを意識していたわけです。
(本人いわく、「本は、ぜんぜん読まない」そうなので・・・)
●
80年代。すでに、漫才ブームで、一般向けの漫才は、飽和状態。
「これでは、埋まってしまう・・・。
それに、横山やすし師匠など、超大御所が
低年齢層から高年齢層まで、万人ウケするポジションを
すでに、獲得している。
そんなところに乗り込んだって、勝てん!」
そう思った島田紳助さんは、
ターゲットを絞り、自分だけのポジションをとることにしたわけです。
当時、ターゲットを『絞る』ことを意識した漫才師なんて、いなかったと思います。
「俺は、元・ヤンキーだから、ヤンキーの気持ちなら
大御所の人たちよりもよくわかっている。
なら、ヤンキー世代、
つまり、20〜30代の若い世代だけにウケるポジションで行く。」
こう決めたわけです。
これは、逆に言えば、
他の年齢層が見ても面白くない。
意味がわからない。
というリスクが、発生することも意味します。
しかし、あえて、そのリスクをとったわけです。
つまり、20〜30代以外の高年齢層のファンは、
思い切って『切り捨てる戦略』を選んだわけです。
これは、ランチェスター戦略の
三点攻略法的でもありますよね?
対象エリアを絞りに絞って、小さなエリアで1番になる。
そうすることで、
20〜30代のファンは、確実に取れる。
そして、狙い通り、島田紳助さんは、
その戦略が大当たり。
当時、漫才師といえば、スーツやジャケットを着て出演するのが常識だった中で、
『紳助・竜介』は、 暴走族のコスチュームを着た漫才コンビ。
(コスチューム画像)
↓
http://tinyurl.com/csshxf
異色です。(当時は)
これは、目立ちますよね?
そして、噂になりますね。
「え?紳助・竜介?
ああ、知ってる!知ってる!
あの暴走族のカッコしたコンビでしょう?」
漫才ファンの間で、こう言われることを、
島田紳助さんは、意図的に狙っていたわけですね。
そして、案の定、20〜30代の世代の熱狂的な
ファンを獲得したわけです。
『ランチェスター戦略』の関連書籍では、
地域のエリアに絞った展開例を解説していることが多いですが、
ある意味、島田紳助さんは、
ランチェスター的に言えば、
元&現・ヤンキーの気持ち、感性にターゲットを絞り
そのエリアの感性に響く
『感性のニッチエリアを狙った』
ともいえると思います。
これは、私達も、応用すべきでしょう。
万人ウケを狙わず
ネットが普及している今の時代は、、
地域や年齢層だけではなく、
⇒趣味、嗜好、価値観、感性
こういった、さらに、細分化された
『感性のエリア』
を狙って展開していくのがいいでしょうね。
ではでは。
こういう話を、ネット策士と直接会って、質問したり、聞きたい人は、
私、こういうのやってますので、ぜひ、いらしてくださいね。
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